情報流通・利用のパラダイムシフト

シリーズ

情報環境の変化と問題点、「情報」との向き合い方がわかる!

情報が氾濫し、信頼性や活用の仕方が問われる時代、情報は「受け取るもの」から「選び取るもの」へ。
本書では、インターネット普及に伴う変化や、検索・分類・索引について掘り下げ、図書館員や司書に求められる新たな役割を考える。
AIの進展とともに、知の拠点である図書館はどう変わり、どのように社会と関わっていくのか。図書館の未来を展望する。

定価2,980円(本体2,450円+税10%)

発売日2024/09/30

ISBN978-4-86140-636-2

判型A5

ページ数160ページ

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目次

第1章 私の歩み

図書館の置かれた状況と私

経済の調査研究者としてキャリアをスタートさせる ……

第2章 情報社会というけれど

急速にインターネット依存へ

(革新的な点その1)地方分権の世界 ……

第3章 「検索」「調べもの」の大衆化

Googleは何をもたらしたのか

頭に浮かんだ言葉で探す ……

第4章 情報とうまく付き合えているのか?

信頼していないのによく使う(我慢して?)

情報の真偽を誰が評価するのか ……

第5章 情報についてもう少し深く考えてみよう ―索引の本当の意味とは―

日記を検索する

一般的な「概念」からの検索 ……

第6章 分類って何だ?

分類なんて要らない?

ノンアルコールビールはアルコール飲料か ……

第7章 分類の効果は

「おおよそ」という判断

予見可能性を提供 ……

第8章 情報が社会で果たす役割

社会現象をどうとらえるか

データを読み解くとは? ……

第9章 図書館員・司書は生き残れるか(その1)

図書館の経営資源

図書館員の立ち位置 ……

第10章 図書館員・司書は生き残れるか(その2)

個人の生活のよりどころ

あなたは一人ではない ……

ほんの数行のあとがき

索引